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切削工具用材種を耐摩耗工具に
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切削工具用材種を耐摩耗工具に!
切削工具用超硬合金は、スローアウェイチップで代表される旋削用・エンドミル用、穴加工用ドリル・リーマ等に4〜50年前より幅広く使用されてきました。
その間、より良い切削条件を得るべく、種々、材質・形状等で開発、改良がなされ、耐摩耗性が高く、切れ味が鋭く、切削抵抗が少なく、しかも耐凝着性がある等の多くの優れた特性を保持した安定した超硬合金材質を得るに至りました。
当社では切削用材種の材質特性のうち、他材種と比較して被削材との耐凝着性が高い点に着目し10年程前より、
プレス絞り工程用ダイに使用され、高い評価
をいただいております。
使用例と実績
切削工具用材質TU10と超微粒子合金(WC+Co系)材質との寿命比較
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コイン型電池のカシメ・絞り工程でのダイ(上写真)のライフテストに於いて、当初は超微粒子合金の高硬度(HRA93.5)と、高い抗折力(250kgf/mm)が断然協力であると思われたが、意外にTU10が硬度(92.5)・抗折力(200)とも数値的には下であるのに拘わらず、超微粒子合金材ダイより約2.5倍の高寿命を保った。
ユーザでは、現在、切削工具用材質TU10に変えて使用中である。
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理由はTU10に約6%含まれているTiC(炭化チタン)が金属間の親和性が低く、その為、滑り性が良く摩擦係数が低くなり焼付きを防ぐのでダイの寿命が延長されたのです。
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当社では10年程前より、
切削工具用超硬材種
を用途によって積極的に耐摩耗用部品等に推奨し、各分野で幅広く使用されてきている。
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